生活習慣病

  • HOME
  • 生活習慣病

生活習慣病とは?

生活習慣の乱れが原因で起こる病気の総称です

生活習慣病とは、毎日の生活習慣の乱れが原因で起こる病気の総称です。主な生活習慣病として、「高血圧」「脂質異常症(高脂血症)」「糖尿病」「痛風(高尿酸血症)」「メタボリックシンドローム」などがあります。
生活習慣病は自覚症状がないことが多いのですが、進行すると心臓病や脳卒中、腎臓病などの重篤な合併症を引き起こすこともあります。特にご注意頂きたいのが動脈硬化で、日本人の主な死因として心筋梗塞などの心臓病、脳梗塞などの脳卒中などが挙げられますが、これらはいずれも動脈硬化が原因で発症します。
気になる自覚症状がなくても、その裏に重篤な病気が隠れていて、知らないうちに進行している場合があります。なので、健康診断などで何か異常を指摘された時には、そのままにせずに一度当院までご相談ください。奈良市学園前の福島医院では、患者様お一人おひとりのお体の状態や、毎日の生活習慣などをおうかがいした上で、最適な改善方法をご提案させて頂きます。

こんな生活習慣にご注意ください

・過食(食べ過ぎ)
・栄養バランスの悪い食事(炭水化物や脂っこいものばかりを好んで食べる)
・過度な飲酒
・運動不足
・肥満
・睡眠不足
・喫煙
・ストレスや疲れを溜めている
など

生活習慣病が心配な方へ

まずは一度当院へお気軽にご相談くださ

過食や肥満、飲酒、喫煙などの生活習慣の乱れからくる生活習慣病が心配な方は、一度お気軽に当院までご相談ください。奈良市学園前の福島医院では、患者様お一人おひとりのお体の状態や、毎日の生活習慣などをおうかがいし、専門家の視点から適切な生活習慣の見直しをアドバイスさせて頂きます。これまでずっと続けられてきていた生活習慣を改善するのは簡単ではありませんが、少しでも良い状態になれるように患者様と共に努力して参りますので、決して不安なまま放っておかずに当院へご連絡ください。

生活習慣病の種類

高血圧症

血圧とは、血液が血管に加える圧力のことを言います。そして高血圧とは、血管に過度な圧力がかかっている状態のことです。この状態が続くと血管に負担がかかり、動脈硬化を促進して脳卒中や心臓病、または慢性腎臓病などの重篤な病気を引き起こす場合があります。

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症(高脂血症)とは、「血清脂質値」が異常な値となる病気です。以前は「高脂血症」と呼ばれていましたが、今では「脂質異常症」と名称が改められています。通常、目立った自覚症状が現れませんが、ご本人も気づかないうちに血管に過度な負担がかかり、動脈硬化を引き起こす場合があります。
動脈硬化が進行すると、心臓病や脳卒中などの重篤な病気を引き起こすことがあり、最悪の場合には命の危険にかかわることもありますので注意が必要です。

糖尿病

糖尿病とは、「インスリン」と呼ばれるホルモンの作用が不足することで、慢性的に血糖値が高くなる病気です。インスリンはすい臓から分泌されており、血糖値を低下させる物質として中心的な役割をはたしていますが、このインスリンがすい臓のβ細胞から分泌されなくなったり、十分に分泌されているにもかかわらず上手く作用しなかったりすると、血液中のブドウ糖濃度が一定に保てなくなり、血管が障害されて失明したり、腎臓の働きが弱まったり、動脈硬化など様々な合併症を引き起こす場合があります。

痛風(高尿酸血症)

痛風(高尿酸血症)とは、発作的に激しい痛みが生じる関節炎のことです。30~50代の男性に多くみられます。痛風の主な原因は「高尿酸血症」で、これは老廃物である尿酸が体内に溜まっている状態を指します。
高尿酸血症そのものに自覚症状はありませんが、これを改善しないと痛風を根本的に治療することはできません。高尿酸血症をそのままにしていると、痛風が再発を繰り返したりするほか、腎臓病や尿路結石ができたりするなどの合併症を引き起こす場合があります。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム(メタボ)とは、肥満状態をベースに、「高血圧」「高血糖」「脂質代謝異常」などの健康を損なう要因を併せ持った状態のことを言い、動脈硬化など重篤な症状を引き起こすとされています。
太り過ぎはお体の健康にとって良くありませんので、メタボリックシンドロームと診断された場合には、食事や運動などの見直しにより改善するように心がけましょう。

メタボリックシンドロームの診断

【必須項目】

■ウエストのサイズ

・男性:85cm以上
・女性:90cm以上

【選択項目(3項目のうち2項目以上)】

■中性脂肪値・HDLコレステロール値

・中性脂肪値:150mg/dl以上
・HDLコレステロール値:40mg/dl未満

※どちらかに該当する。または両方に該当する

■血圧

・収縮期血圧(最高血圧):130mmHg以上
・拡張期血圧(最低血圧):85mmHg以上

※どちらかに該当する。または両方に該当する

■血糖値

・空腹時血糖値:110mg/dl以上